ムギカゼの二ノ舞

偏屈オタクフリーターのらいムギの文字書き場。

サイバース混成イビルツインデッキのメモ

二ヶ月ぶりの更新〜〜。お勤めご苦労様です。らいムギです。

ポケモンユナイトに一通りやる気を消化しきったタイミングで遊戯王マスターデュエルがリリースされ、毎日遊んでいます。いやー楽しい。過去環境の決闘者なので環境がまるっきり変わってて新しい動きを追うだけでもかなり楽しいです。対策色々頑張ってます。

今回の記事は私が普段使いしているサイバース混成でのライブツイン/イビルツインのデッキを解説しつつメモしていきます。よしなに。

 

#1-デッキレシピや基本の動き

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メイン

増殖するG -2

Live☆twin キスキル -3

Live☆twin リィラ -3

灰流うらら -3

バックアップ・セクレタリー -3

サイバース・ガジェット -2

パラレルエクシード -2

Evil★twins キスキル・リィラ -1

原始生命態ニビル -1

 

ハーピィの羽根箒 -1

死者蘇生 -1

星遺物を継ぐもの -2

サイバネット・マイニング -3

シークレット・パスフレーズ -3

Live☆twin トラブルサン -1

コズミック・サイクロン -2

墓穴の指名者 -2

Live☆twin エントランス -1

 

無限泡影 -1

天龍雪獄 -3

 

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EX

神騎セイントレア

No.41 泥睡魔獣バグースカ

天霆號アーゼウス

アップデートジャマー

スプラッシュ・メイジ

Evil★twin キスキル -3

Evil★twin リィラ -3

トランスコード・トーカー

ファイアウォール・ドラゴン

破械雙王神ライゴウ

アクセスコード・トーカー

 

 

誘発などの妨害札はそこそこにしつつ、初動札を多めに詰め込んで事故を極力減らしつつリンク展開を試みるデッキです。細かい配分は気分で変えがちですが基本はこんな感じ。

ヴァーチャル形態であるライブツイン、怪盗形態のイビルツインがそれぞれサイバース/悪魔と種族が別れているのと、それぞれ展開の過程で1ターン内で種族ごとのリンク召喚制限が掛かるので、展開ルートを決めたら基本的にターン内では同一種族で伸ばしていく形になります。

 

このデッキを見て頂ければ分かる方もいると思いますが、スプラッシュメイジからのアクセスコードトーカーへの展開ギミックを採用しています。よって1ターンでリーサルを狙う際は大体アクセスコードです。サイバース展開が攻撃を担当し、悪魔での展開は相手ターンの破壊による盤面妨害といった守勢や、イビルツイン態のキスキルによるドローを繰り返す際の択です。両方の種族を無理なく、リソースを途切れさせずに繰り出すのが強い動きです。

 

#2-各カードを軽く解説

メインデッキから。いざ。

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Vの者の二人。V形態はキスキルちゃんが好きです。薄そうな身体つきが最高。

他の自陣モンスターがいない際召喚、特殊召喚成功時に相方を呼んできます。二人並んでリンク召喚に繋げていくのがこのデッキの初動となりますので、このデッキの最も重要な枠の下級モンスターです。

Vの体の時の二人はサイバース族なので、サイバースをサポートするカードの効力を受けられます。サイバネットマイニングでデッキから呼び出せますし、スプラッシュメイジで釣り上げつつ更にリンク召喚に繋げられます。下級モンスターのサイバース族であり召喚時に二人並ぶ効果が無限に偉い。間違いなく中核のカードであり、ここの枚数は削れないのでそれぞれ3投入です。

 

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各種サイバース族のみなさん。それぞれが下級キスキル/リィラと相互補完が出来る素晴らしい人達です。

バックアップセクレタリーは、V態の二人がどちらか並んでいるだけで手札からノーコストで場に立てます。うららなどで初動が何らかの形で止まってしまってもケアが効きやすいので、シンプルな効果ながら最も頼りにしているサイバース下級の一人です。

サイバースガジェットは召喚時に墓地のレベル2以下モンスターを蘇生。V態の両方が対応しており、状況に合わせて蘇生できます。更にこの子はフィールドから墓地へ送られた際にトークンも生成できるので、リンク素材とした際に更なる展開を見込める点も強力です。

パラレルエクシードはリンク召喚に成功した場合手札から特殊召喚し、召喚時に更にデッキから同名カードを特殊召喚。一気に場札が増える強力な効果で、妨害をケア出来れば一気に必殺まで持っていける可能性を秘めたカードです。

 

それぞれ下級キスキル/リィラの展開の補助をする潤滑としての役割があり、殆どの場面で腐らない効果を持っています。

バックアップセクレタリーは特に頼りになるので3投、ガジェットとエクシードは稀に機能不全に陥る為に2投。エクシードは特に手札に2枚引き込むと割と困るので慎重に枚数を吟味しつつ使います。今のところこの配分で問題はありません。

サイバース展開をする際にも、怪盗形態への展開をする際にも欠かせない存在たちです。過労死枠でもあります。

 

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怪盗形態の二人が一緒になったカード。百合の波動──!

リンクモンスター二体をリリースして手札・墓地(重要)から特殊召喚できます。その際に相手は自陣の場札を二枚になるまで自身で選び墓地に送る必要があります。大量展開するデッキに稀に刺さりますが基本オマケです。そうなる前に大体ニビルが降ってるしな

重要なのは墓地からの特殊召喚が出来る上にターン1制限がない為特殊召喚自体はターン中に何回でも出来るところ。ターン開始時にこのカードを素材にしてリンク召喚を行い、効果を発動させ相手の場札を減らしつつ、展開し終えて効果発動も終えたリンクモンスターをリリースしつつ開始時に素材にしたこのカードを墓地から立てられます。

基本的に打点は常に4400なのでフィニッシュを狙う際の有力候補。意味は然程ないけれどターン中に何回でもループが出来るので面白い動きが可能です。

 

このカードを採用する理由は他にフィニッシャーがいるので、まあ正直に言うとそこまではないんですが……面白い動きが出来るのと相手の任意とはいえ墓地送り除去はやはり強力というのと、やっぱイラストですよね。距離が近い美女二人って素敵ですよ。不敵な笑みも良いです。好き。

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顔が良い。

 

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サイバネットマイニング。初動問題や展開問題、相手の妨害を解決し得るサーチ魔法です。V態の二人に加え、先程説明したサイバースメンバーを状況見てから選んで手札に入れられるのは強力無比。リンク召喚出来る場札ならばバックアップセクレタリーを選び、場札が足りずに蘇生からの展開を行う場合はサイバースガジェットと、適宜選べるのがシンプルに最強択。

もちろん場に誰もいない際はV態を加え、召喚時効果で更にデッキから相方を呼び込みつつリンク召喚に繋げる事もできます。生命線なので3投入。

 

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シークレットパスフレーズ。ライブツインもしくはイビルツインの魔法、罠を手札にサーチする魔法。そしてキスキルとリィラが共に場に存在する場合のみデッキから先程の百合の波動キスキルリィラも加えられます。このデッキは罠のサーチ先はないので、基本的には魔法二種を呼び込みます。

トラブルサンを選べばトラブルサンの発動時効果でV態キスキルリィラをどちらか手札に呼べるので基本的にはこちら。エントランスを選ぶ時はあまりないですが、トラブルサンを一枚しか入れていないので妥協的に選ぶ事が稀にあります。

百合の波動を呼び込む時は大体フィニッシュの際で、V態でも怪盗態でもキスキルリィラが場に揃ってさえいれば呼べるので意外と手札に加える機会自体はあります。単純にサーチする時も勝ちを確信してリーサルを行う際にも、腐ることがないのでこのカードも汎用性はかなり高く、3投入しています。

基本的にサイバネットマイニングとこのカードの使い分けで場を整えてから妨害、攻撃を行ったりうららチェックを噛ませて重要な効果を素通しする感じになります。

 

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トラブルサン。発動時効果でV態をデッキから手札に持ってきます。加えて永続効果で、怪盗形態が存在する限り相手が召喚行為をする度にライフゲインが開く効果があります。400の差ですがちょっと鬱陶しいやつですね。

永続効果は正直オマケで、V態をサーチする効果がメイン。シークレットパスフレーズからこのカードを経由しつつ手札に呼び込めるのでアクセス性が良い。現状は1投入ですが2枚にする事もあります。増やすと安定性が上がりますが他の妨害札を減らさないとバランスが悪化する上、パスフレーズでサーチ出来るので3投は基本しないです。

 

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エントランス。ライブツイン魔法の中で一番イラストが好き。デッキからV態のキスキルかリィラを特殊召喚。効果自体は強力。

──なんですが、使用したターンはEXデッキからイビルツインモンスターしか出せなくなる制約がマジで立ち回りを狭めます。使うなら一通り展開し終えた時でないと中々発動出来ず、そういう時って大体下級のキスキルリィラ呼んだところであんまり影響がなかったりしますしね……

汎用性があるように見えて実は然程ない上、展開に寄与できるパターンがあまりないので1投。速攻魔法であることが稀に活かせる状況があるのとイラストが可愛いのでこっそり仕込んでます。一応パスフレーズのサーチ対象だしね。

 

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次はEXデッキ。

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怪盗形態のキスキルリィラ。頭身高い時はリィラが好きです。美脚すぎる。

1ターンに一回、それぞれが相方を墓地から特殊召喚出来る効果があります。そして特殊召喚時に相方がいるとそれぞれ効果を発動できます。二人でぐるぐる回りながら戦います。

当デッキの立ち回りでの中核です。キスキルの召喚時にリィラがいればカードドロー、リィラの召喚時にキスキルがいれば場のカードを一枚破壊。それぞれが相方を墓地から特殊召喚させる効果もあるので召喚時効果も発動が容易。リンク召喚を繰り返しつつドロー、破壊を繰り返すのが基本的な運用。

それぞれの相方の蘇生に関しては相手のメインフェイズにも出来る為、キスキルだけを場に残してターンを終えて、迎えた相手メインフェイズ時にいきなりリィラを釣り上げ、リィラの召喚時効果で相手の場を一枚壊して妨害していくのも相手からすると厄介な動きです。

 

注意すべきなのは相方を蘇生する効果を行ったターンは悪魔族しかEX召喚出来なくなってしまう点。釣り上げたターンはアクセスコードトーカーやしょごりゅうなどのサイバース展開は出来なくなっちゃうので、うっかり発動して自身の首を絞めない様に上手くやりましょう。

相手ターンでの蘇生効果発動に関しては然程影響はないので、基本的に相手にターン渡す時はキスキルを残してリィラを釣り上げつつ場札を壊すという動きを覚えておけば大丈夫な筈。最初は慣れが要りますが慣れてくれば大丈夫。

この二人を絡めて色々な展開や盤面操作、ドロー加速ができるので状況に応じて動かしていきましょう。

 

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ライゴウ。怪盗タッグのバックに立ち破壊の限りを尽くす神。

先程、怪盗タッグが相方を蘇生すると悪魔族しかEX召喚出来なくなるという解説をしましたが、その制約を受けずリンク召喚が可能な悪魔族のEXモンスターです。そして怪盗たちがリンク2モンスターであり、ライゴウはリンク4。タッグを二人素材にして合計リンク4でちょうど場に出せます。

主に先攻時の盤面制御要員として使います。この子は①の効果でフィールドカードが破壊された際に追加で場札を一枚破壊、②の効果で他のモンスターが戦闘時に破壊されたら追加で破壊、③の効果で互いにエンドフェイズを迎える度に追加で以下略。便乗神

 

使い方としては初回ターンにサイバース下級を駆使してライゴウと怪盗キスキルを場に揃えて相手にターンを渡し、相手の場に厄介な場札が二枚以上出たタイミングでおもむろに怪盗キスキルの効果で怪盗リィラを墓地から特殊召喚。リィラは場に出た時に相手の場札を一枚破壊し、場のカードが破壊されたのでライゴウがリィラの効果に追従し更に一枚を破壊します。

そしてライゴウの三種の破壊効果はそれぞれターン中に一回ずつ使えますので、相手ターン終了時に生存していればリィラの効果と併用して最低でも三枚、相手の場を壊せます。裏向きのカードも除去できるのでシンプルながら相手のカードが場に揃い切るまでの効力としてはかなり強烈です。

そして場を整えてターンが回って来たらアクセスコードトーカーを立てるなりして、先攻2ターン目でのリーサルを狙えればベスト!

 

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バグースカ。盤面制御要員その2。この子が守備表示で場に立っていると場のモンスターは全て守備表示になり、守備表示になっている他のモンスターは効果が全て無効になります。自身の場にも当然影響があります。ちなみに攻撃表示の時は効果の対象にならなかったりしますがこちらはあまり考慮せずに進行します。

 

ライゴウと怪盗キスキル、そしてこのバグースカを守備表示で並べた盤面がこのデッキでの先攻の最も強固な盤面となります。というのも、ルール上リンクモンスターは守備表示が存在しない為ライゴウとキスキルは守備表示にならず、当然効果も発動出来ます。

場のモンスター効果で展開を進めていくデッキが結構な割合で存在する現代遊戯王では刺さりが良く、先出しできれば相手が困る事請け合い。上手くいけば機能不全に陥った相手が場にほぼ何も出せずターンを渡してくれるパターンも。強力です。

相手のモンスターカードの中に効果発動されると困る子がいる間は守備表示にし続けて遅延をし、それらをライゴウや怪盗リィラで除去しつつ片付いたらバグースカを攻撃表示にして自身の効果ロックを解除、そこからの一斉攻撃で勝つ──という流れが強く、このデッキの先制時に行いたい動きの一つです。

 

バグースカはランク4エクシーズモンスターなので召喚する為にはレベル4モンスターが二体素材として必要です。

主にパラレルエクシードが自身の効果で特殊召喚するとレベル4になる上に二体並ぶ為アクセスがしやすく、大体はそこから出します。一方でサイバースガジェットもレベル4なので素材に出来ますし、ガジェット本人がレベル2モンスターを蘇生できる関係で展開を続けられる為相性が良く、上手くいけば更に強い盤面を生成できます。先攻時に限らず狙っていきたいですね。

 

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アクセスコードトーカーに繋がる一連のギミックの為に用意したサイバースリンクカード群です。スプラッシュメイジが墓地のサイバース族を蘇生し、メイジを素材としたトランスコードトーカーが更に蘇生、そこからアクセスコードトーカーが場に出ます。

スプラッシュメイジが2リンクモンスターという関係でV態キスキルリィラを並べるだけで始動が出来、そのままアクセスコードトーカーまで完走できます。後攻でサーチ札などをうらら釣りで使い、相手の妨害札をある程度切らせた後にメイジからアクセス始動すればワンターンキルを充分に狙えます。

そして更に……

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ワンキルのお供としてアップデートジャマーも入れてあります。アクセスコードトーカーのリンク素材として使用すると、1ターンのみアクセスコードトーカーは二回攻撃が可能になります。スプラッシュメイジでの展開ルートに無理なく入る最強のお供です。

 

このギミックが入った関係でライブツイン/イビルツインデッキにおける慢性的な弱点である低打点という点が大幅に改善された上、ライブツイン下級のV態がサイバース族なので自然な始動が可能でかつ安定して後攻リーサルを完遂可能。有名なギミックですが本当にこのデッキと相性バッチリだったと言えます。

 

先程の怪盗+ライゴウ展開が先攻で相手を止める守勢の構えで、こちらのサイバースアクセス展開が後攻で相手を屠る攻勢の構え。

どちらの展開もV態キスキルリィラで始動可能な上、サーチ札が多い点がかなりイケてるポイントだと思ってます。君らがサイバース族なのがマジで無限大に偉い。

 

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そしてここからが裏択。

普段は使わないし使わなくて済むならばその方が良い禁忌のディバインサンダー。


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セイントレア+アーゼウス。これも有名なギミックですね。

セイントレアはランク2のエクシーズモンスターです。V態キスキルリィラが立つだけで即召喚出来ます。そしてエクシーズ素材が残っている限り戦闘で破壊されません。

アーゼウスはランク12の巨大エクシーズロボだコレですが、場で戦闘を行ったエクシーズモンスターが生存していればそのモンスター一体でもエクシーズ召喚ができます。インチキじゃんね

セイントレアは戦闘で破壊されません。バトルフェイズにほぼ確実に生存しますのでメインフェイズ2でセイントレアを素材としたアーゼウスが出て、アーゼウスの効果でアーゼウス以外の場札を一掃します。マジでインチキですねこの動き

 

といってもこのインチキは裏択も裏択です。アーゼウスの効果後は場が更地になる関係でその後のこちらの展開も基本続きません。相手の場札を強烈に退けるための最終手段です。消費も激しいので基本本当に切りたくないとっておきです。なんならアーゼウスが立ってるだけだと制圧もへったくれもないので普通に返されちゃいます。基本的にはバグースカライゴウ盤面の方が絶対良いですね。

じゃあなんで仕込んでるかっていうと効果自体は本当に馬鹿みたいに強力だし、アーゼウスイラストカッコいいから使いたくなっちゃったんだ……ちなみに今日の時点でこのデッキで50戦以上はしましたがアーゼウスが出現した試合は2試合だけでした。マジのとっておきです

 

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火壁龍。基本出ません。リンク4で出すならアクセスコードでいい局面が大多数。

なぜ入れているかといえばこれもカッコいいからです。VRAINS出身のモンスター、デザインカッコ良すぎない??

効果自体は滅茶苦茶強力なので出すと役に立つ場面自体は結構ありますが、この子に救われた経験自体はあんましありません。適切に出せれば強いよなあきっと……

 

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3-理想の展開とかまとめとか

ライブツインのキスキルかリィラを場に召喚して、先攻か後攻か、相手の妨害がどれぐらいかによって出す札を適宜選択し、サーチカードを駆使してサイバース下級の力を借りつつ場を展開。

相手が倒しきれない盤面展開だったり先攻ならば、怪盗キスキルリィラルートでライゴウとバグースカを並べるのが急務。即揃えて誘発と併せて相手に択掛けをして場を制します。

相手を壊し切れる盤面だったり後攻ならば、スプラッシュメイジルートでサイバース展開を行い、アクセスコードトーカーの暴力的な火力で押し込みます。

長引くとこのデッキは息切れをしやすく、リソース差で負けがちなのでどちらにせよ早めに決着をつけたいところです。

それでどうにもならんくなったらアーゼウスで盤面をなかったことにしてワンチャン待ちみたいなデッキです。

 

このデッキの強みは先述した通りこれらの軸を全て、自然に採用した下級モンスターのみで完結して始動しつつ完走しやすいところです。

サイバース下級やライブツインの二人に加えてサーチカードが豊富にあるデッキなので、飛んでくる誘発切りに対してもある程度はケアが効きます。妨害盤面にしろリーサルを行うにしても初動安定力に関しては凄まじいデッキで、初手事故の可能性がかなり低くストレスがありません。

また瞬間火力も凄まじく後攻での捲りもかなりの頻度で起きます。相手方が初手事故などを起こした場合に敵のロック盤面が不完全な状態でターンが回ってくると、そのままアクセスコードの除去からの二回攻撃で試合が終ったりするパターンが頻発してて、安定感と完走力も相当高く仕上がりました。

 

総じて火力と展開に長け、ある程度の妨害耐性に加えて自身から妨害を仕掛ける択も持ち合わせた、中々柔軟な対応の出来るデッキに仕上がったと思っています。

マスターデュエルでのランク戦でもワンチャンスリーサルが出来るギミックを仕込ませている関係で、アルデクパーデクやVFDが出てこない限りは大体の場合は捲れる可能性があり、快適な始動の関係もあり順応性がかなり高くお気に入りのデッキです。

先攻の際は妨害盤面を築いてどのデッキにも択掛けでき、後攻も制圧されきられなければ返せる可能性があります。引きが上振れた際の動きも果てしなく強いので、マッチデュエルのないランク戦で使い続けるポテンシャルが充分にあります。

 

弱点としては目立つところでスキルドレイン、御前試合、群雄割拠。

共通でキツいですが御前と群雄は本当につらくて、種族と属性がバラバラなこのデッキは満足に動けなくなります。

その中でも御前試合は場にあるだけでV態キスキルリィラの呼び出しが通らなくなり(光と闇で属性が分かれている為)、これら三枚を積んでいるタイプのエルドリッチなんかは天敵と言えます。ケアが必要なパターンが大半なので羽根箒に加えてコズミックサイクロンも二枚入れて対策としていますが、露骨に相性不利なので勝てる見込みで言えば厳しいと言わざるを得ません。

こちらの場にロクに立たなくなった状況で3500打点のエルドリッチが強化蘇生されて出て来られると火力差と打点差でどうにもならなくなるので、露骨な先攻制圧デッキを除けば一番つらいのはこれらを揃えて誘発も仕込んだタイプのエルドリッチだと思います。つれえわ。

 

他のデッキに関しては抵抗できるしワンキルもかなり通るのですが、動きが良いLL鉄獣は普通に滅茶苦茶キツいでしょうし、なんなら種族や属性が統一されたデッキテーマに群雄か御前を張られるだけで結構濃厚な詰みになりがちなので、安易に罠除去札を切りたくない状況は結構あります。気をつけないとただの一枚で崩壊しちゃう。

ライゴウが立ってれば最低限破壊は可能な状況ですが、理解度が高ければ相手もそれを解って伏せ札を出してくるはずなのでかなり慎重にいきたいですね。

 

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余談ですが遊戯王マスターデュエル本当に楽しくて、毎日毎日プレイしています。睡眠時間は墓地へ送られた

学生の頃に遊戯王OCGをプレイしてた時期から思っていましたが、処理が難しすぎる関係で相手のカードへの理解に加えてこちらのデッキに関しても完全に把握できていないとガチ環境で走りづらい、難しいゲームという印象は大分ありまして、今もその感情自体は変わっていないのですがやはりデジタルカードゲームの良いところは自動で処理を行ってくれる点で、細かいルールや処理順を覚えやすい最高! となりますね。

 

こういう処理を覚えていけばOCGをリアルでプレイする際にも役立つのは確実でしょうし、マスターデュエルはデュエルのテンポも良く素晴らしいシミュレーターです。過去の知識を引っ張ってきて最新のカードを環境上位からちょっと覚えただけでもかなり戦えて嬉しいです。

 

今はウィッチクラフトとドラゴンメイド、プランキッズに加えて今回紹介したサイバースイビルツインで主にプレイしていますが、遊戯王やはり楽しい!

自由度が高い点は弊害でもありますがどんなテーマでも自由に動き続けて、また妨害も強い札がたくさんあって、どこを止める為に誘発を打つか、流すか……という駆け引きが最高に楽しいです! マスターデュエルを開発し、リリースしてくださったKONAMIさんに関わるチームには感謝しかありません。

 

今後も睡眠時間をほどほどにリリースしつつランクマッチを楽しく走りたいと思います。出来ればランダムフリーデュエルも欲しい……待ってるぜ!